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・B747-400

B747-400はB747クラシックの後続機として1985年10月22日にローレンチ、
日本では1990年に導入され、今日でも数多くのB747-400が活躍しています。

日本では全日空、日本航空共に機材の愛称が付けられており、
日本航空には「スカイクルーザー」、
全日空には「テクノジャンボ」と名づけられました。

B747-400はB747-300型から大幅に改良し、コックピットをハイテク化することにより、操縦士の負担を減らし、かつての3人乗務から2人乗務に変更することが可能になりました。

また、-400の主翼の先端にはウィングレット(小さい翼)と呼ばれるものが装着されており、空気抵抗(誘導抗力)を減らし、燃料効率が向上することにより、航続距離を伸ばし超長距離路線に就航できるなど、経済性も向上しました。


エンジンは3社のタイプがあり、CF6-80C2B1F(GE社)、PW PW4000(P&W社)、
RR RB211-524H(ロールス・ロイス社)のどれかを選ぶことができました。
どのタイプも最新鋭のエンジンで、燃費も以前より格段に向上し、
B747-200Bの航続距離を超えました。


・B747-400D

DはDomestic(国内)の略で、-400の日本向けに改良されたものです。
すなわち日本でしか見れない特別な機体であることがわかります。

仕様の違いは、主翼端のウィングレットの撤去(短距離の国内線では燃費低減の効果が少ない為、全幅の増加による駐機場、誘導路の使用制限を避ける為)、胴体や床面、着陸装置の構造強化、尾翼タンクの撤去などが挙げられます。

-400Dは現在国内線として活躍していますが、近距離国際線へも一時時期進出していました。
-400Dは構造上-400とさほど変わらないので、回数に限りがありますが改造が可能であり、実際全日空で実施されています。

JA8955・JA8956・JA8957は当初B747-400Dで登場し、ウィングレットなどを取り付け、-400仕様に変更し一時期国際線で活躍していました。

しかし航空需要の変化により、ウイチタ工場で再び-400Dに再度改修され、
現在では3機の内2機はポケモンジェットとして活躍しています。

JAL B747-446
ANA B747-481D



・B747-400の現状

B747-400は老化に伴い引退計画が既に全日空で決定されています。
今後もB747-400は引退していく予想ですが、日本航空では貨物機化が進んでいます。

旅客型を貨物型に変更した機材を
B747-400BCF(Boeing Converted Freighter)をと言います。

改修場所は中華人民共和国の廈門にあるTaikoo Aircraft Engineeringで改修作業が行われています。日本航空のほかキャセイパシフィック航空なども導入を進めており今後が気になになります。
※BCFへの改修パーツ(カーゴドア)は日本製です。


・B747-400の後続機

現時点でB747-400型の後続機はB747-8I(インターコンチネンタル)と決まっています。B747-8は現時点で旅客型はルフトハンザ航空から受注しており今後も増える様子です。

B747-8Fは現在多くの航空会社から受注されています。
日本でも日本貨物航空(NCA)が導入を決定しており、他の航空会社の動きも気になります。

羽田空港に着陸するB747

B747-481 JA404A
B747-481D JA8963
B747-446D JA8907

・日本での保有数

世界最大のB747ユーザーを誇る日本航空、保有数も多いです。
現在日本航空では39機のB747-400を保有しています(-400Dも含む)

全日空では日本航空とは逆に-400Dの導入を優先していました。
現在全日空では23機のB747-400を保有しています(-400Dも含む)
しかし全日空は「B747-400の現状」でもお伝えしたように今年度から引退が始まります。
これによりB747が減っていくと考えられます。

貨物の部門では日本貨物航空がB747-400Fを次々に導入するなど嬉しい話です。
貨物の世界では旅客の世界とは少し違い導入が遅れているようです。
しかしB747クラシック型の引退がそちらでも始まっています。
それと置き換えになるような感じで貨物部門は進んでいるようです。



・現在飛んでいる路線(2007年2月現在)

現在飛んでいる路線はJALやANAのホームページを参照すれば分かります。
ですが、よく分からない、面倒くさいという方のために説明しておきます。

現在ANAでは東京発千歳・福岡・那覇・広島・長崎(3月31日まで)を主に飛んでいます。
長崎線は国際線機材(主にJA403A・JA404A)で飛んでいますが3月一杯で抜けてしまうということになります。
またANAでは臨時便や機材変更も多く最近では鹿児島線に入っていることもあります。
年末年始になると宮崎などにも入ることになります。

JALでは東京発千歳・那覇・福岡(時期による)のみ就航しています。
羽田発のソウルエクスプレス(金浦線)では国際線機材(主にJA8910・JA8912)が使用されています。

必要な方は少ないと思われますが、B747の発着表をPDFファイルにて配布します。
撮影などの際にご自由にお使いください。

2007年3月分 全日空(ANA)国内線B747-400D発着時刻表(国際線機材も含む)

2007年3月分 日本航空(JAL)国内線B747-400D発着時刻表(国際線機材も含む)